税理士の伴@ban_tax240です。
税理士試験に挑戦していたときは、どこに行くにも電卓を持ち歩いていました。
しかし独立してからは、電卓を使っていません。
出先でも事務所内でも。
理由は荷物が増えるから、です。
そんな僕が電卓レスを実現するため、愛用しているものが2つあります。
1つ目はスマホの電卓アプリ。
そして2つ目が今回ご紹介する、Google日本語入力の計算機機能です。
普段から電卓を使ってお仕事されている方にはマジでオススメです。
電卓レスと文書入力がめっちゃ捗りますよ!
目次
スマホ電卓アプリの欠点
スマホの電卓アプリでも、十分に税理士の実務に耐えることが出来ます。
というか、コレで十分。
とはいえ、1個だけ欠点があるんです。
それは、作業工数が多いということ。
税理士が税務関連のブログを書くと、そこには計算式が頻出します。
先日の記事でもご覧の通りです。
記事執筆中に計算結果を求める場合、次のような工程をたどります。
- スマホを手に取る
- ロックを解除する
- 電卓アプリを起動する
- アプリのボタンを操作する
- スマホを傍らに置く
- スマホに表示された計算結果を、パソコンへ転記する
一旦別の端末に手と目を向けた上で、転機という無駄な作業まで含まれています。
些細なことかもしれませんが。
しかし!
文書の入力を高速で終わらせるためには、グワーッと一気に書き上げることが必要だと思うんです。
メールのクイックレスポンスだってそう。
リズムを崩さないことが肝要かと。
そんな欠点を大幅に解決してくれるもの。
それがGoogle日本語入力の計算機機能です。
Google日本語入力計算機を使い始めるために
そもそもGoogle日本語入力とは
Google日本語入力とはその名の通り、Googleが提供している日本語入力アプリケーションです。
Windows、Mac、Android の各プラットフォームで、無料で利用できます。
最大のウリは予測変換の高い精度でしょう。
過去の入力結果などから学習をし、ユーザーに最適化した変換候補を提供してくれます。
普通に使っているだけで、どんどん便利になるということです。
Google日本語入力で計算機能を使うには
まずはGoogle日本語入力をインストールします。
その後、環境設定で特殊変換の利用を有効にすることで使えるようになります。
計算機機能の使い方
日本語入力モードにしておきましょう
電卓で計算するときは、最後に「=」キーを押すことで計算結果がでますよね。
Google日本語入力の計算機機能場合には、スペースキーがその機能を兼ねます。
つまり、変換の指示をかけることで計算結果がでるわけです。
そのためには、前提として日本語入力モードで無ければなりません。
半角英数入力では変換ができませんからね。
計算式を入力して変換します
Google日本語入力による計算では、授業で習った計算式を入力して、最後にスペースキーを押します。
「100+100=」まで入力すると、変換候補として「200」が出ます。
そしてスペースキーを押して変換、Enterで確定します。
このとおり。
授業で習った記号とは少し違います
電卓で計算するときに使うキーは、主に「+、-、×、÷」と「=」です。
計算機機能では、このうち2つが違います。
「×」は「*」で、「÷」は「・」を使うのです
- 100÷50 は 100・50=
- 100×50 は 100*50=
と入力し変換します。
計算順序のルールもちゃんと効いてます
四則演算は
- カッコの中
- 掛け算、割り算
- 足し算、引き算
という計算の優先順位がありますよね。
計算機機能でも、ちゃんと計算順序のルールに沿って計算してくれます。
試しに、42÷{12÷(5+1)+3×4} という入れ子がめんどくさい計算式を使ってみましょう。
計算順序のルールに従うと、次のように答えを導くこととなります。
42÷{12÷(5+1)+3×4}=42÷(12÷6+3×4)
=42÷(2+12)
=42÷14
=3
完璧。
頭良し子ちゃんです。
まとめ
Google日本語入力の計算機機能をご紹介しました。
他にも便利機能がたっぷりのGoogle日本語入力。
まだ使って無い方には猛プッシュいたします。
この記事を書いたひと
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税理士・1級FP。個人事業主や中小法人の税金のお悩みを解決したり、会計処理・税務申告の代行をやったりしています。 freeeが超得意で導入支援の実績多数。一般の方向けのやさしい税務解説記事を書けるのが強みです。詳しいプロフィールはこちら。
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